相場のルールと一般社会のルールの大きな違い

投稿者: | 2017年10月25日

現在、日本だけでも個人投資家の人口は数百万人を超えていると思われますが、この数字は、各証券会社の口座開設数を合算するとそれぐらいになります。

残念ながら、日本では、欧米と違って学生時代に投資教育がありませんので、投資やトレードを始めたい方は自分で空き時間を活用して勉強するしかありません。

しかし、ここで注意点があります。
まず、書店で販売されている本を読むと基礎知識は身に付きます。

ですが、「どのようにすれば良いのか?」については書かれていないため、具体的な投資方法やトレードルールは自分で作成するしかありません。

そのためには、学習力と行動力が重要になってきますが、通常の仕事と同じように3年ぐらい取り組めば、多くの方が成果を上げられるようになると思います。

しかし、多くの方はラクをしてお金を儲けたい気持ちが強いため、相場の世界に足を踏み入れても、だいたい、1年以内に資金がなくなり退場していきます。

この原因は、金融市場のルールを理解できていないからですが、これは、交通ルールと同じでルールを無視すると事故にあったり、死亡するのと同じです。

簡単に説明すると、相場のルールと一般社会のルールは正反対にありますので、一般的な感覚でトレードを行うと簡単に資金がなくなります。

逆に考えると、簡単に資金が増える可能性もあるのですが、そのためには、毎日、毎週、毎月、毎年のチャートを分析する努力が必要になります。

また、「なぜ、この価格で止まったのか?」についても、日々、分析する必要がありますので、研究熱心な方は、トレードに向いていると思います。

トレードの場合、コツを掴むまでに誰でも3年ぐらいかかりますが、一度、スキルを身に付けると桁違いの月収を稼ぐことが可能になります。

しかも、それに費やす時間は月に何十時間も必要ありませんので、慣れると、「こんなにラクをしてお金を儲けて良いのか?」と感じるようになると思います。

トレードはスキルを身に付けるまでは大変ですが、一度、スキルを身に付けると生涯、使えますので、最終的にラクをして稼げるようになります。