トレードはギャンブルではない

投稿者: | 2017年10月25日

世間では、FXや日経225先物取引と聞くと「ギャンブル」などのイメージが強い傾向がありますが、これは、おそらくメディアの影響だと思います。

その前に「ギャンブルの定義」について確認してみたいのですが、この「ギャンブルの定義」と言うのが「あいまい」です。

ですから、テレビなどで良くある「○×クイズ」で考えてみましょう。
例えば、クイズの質問を聞かずに回答するのはギャンブルになると思います。

しかし、クイズの質問を聞いた上、自分の頭でしっかりと考えた結果、回答をすればギャンブルにはならないと思います。

当たり前ですが、○×クイズの場合、答えがわからなくても、常に正解率が50%あるため、誰でも運だけで正解することがあります。

しかし、これが何回も続けば、さすがに運だけで正解する人も少なくなると考えられますが、ギャンブル的な回答をしていると、何度も○や×が続くと違和感が生じると思います。

そこで、「そろそろ、反対の回答が出るのではないか?」と考えたりしますが、正しい回答は質問の内容次第になります。

日経225先物取引などのトレードを行っていると、このような話と似たような場面に遭遇しますが、トレンドの発生時が、まさに、そのような局面になります。

このような局面に遭遇すると、「初心者の方は、そろそろ下がる!(または上がる!」と考えますが、実際のところ、更に上昇したり、下降することがほとんどです。

ですから、上昇及び下降トレンド中は少しの含み益で満足せず、トレンドについていくのが正解になりますが、レンジの時は欲を出さないのが正解になります。