メディアの洗脳が解けるとトレードで勝てるようになる?

投稿者: | 2017年10月25日

トレードと聞くと、多くの方は、「借金、破産」などのイメージを持たれていますが、このようなイメージは、どこから来ているのでしょうか?

それは、主に新聞、雑誌、テレビ、友人、知人などの第三者を通してです。
しかし、これは、何もトレードだけの話ではなく、ほかの分野でも同じです。

一般的にトレードでは、勝っている人より負けている人の方が多いため、ネガティブな話の方が伝わってくる可能性は高いと思います。

また、これは結婚体験談でも同じですが、良い話と言うのは、あまり他人に伝えない傾向があります。ですから、トレードで勝っていることは、あまり、他人に言わない人が多いと思います。

この理由は、一言で例えると「面倒だから」でしょう。
ほかには、嫉妬される可能性が高いためでしょう。

また、トレードで勝っている人は、他人の意見に左右されず、自分の頭で考えることができる人が多いように思いますが、そのような職業なので当たり前かもしれません。

言い換えると、物事の真実を見ることができる人だと思いますが、トレードで勝てるようになるためには、私は、必ずこうなる必要があると思っています。

例えば、団塊の世代の方には、「公務員の人=信頼できる!」とか、「大企業に勤めている人=安心・安全!」などのイメージを持っている方が非常に多いです。

ほかには、「医者・弁護士=お金持ち・高ステータス!」のイメージが付いていますが、これは、北海道から沖縄県まで全国共通だと思います。

確かに大きく見ると間違ってはいませんが、公務員の人でも何か事件を起こして逮捕される方もいますので、職業や肩書きだけで判断するのは危険です。

ほかには、「社長はお金持ち」、「ベンツやBMWに乗っている人はお金持ち」のイメージもあるかもしれませんが、このような思い込みも危険です。

では、どのように判断をすれば良いのでしょうか?
それは、基準を全体数から見ることです。

例えば、小学校の校長先生が立て続けに痴漢で逮捕された場合、近年では、ヤフーニュースに掲載されたりしますが、反応は二つに分かれます。

1 小学校の校長先生は痴漢をする人である。
2 全国の小学校の中のある学校の校長先生が痴漢をしただけである。

前者の思考回路の人は騙されやすい人だと思います。
なぜなら、全国の小学校の校長先生の全員をそのように思っているからです。

一方、後者の思考回路の人は「痴漢をした人が、たまたま小学校の校長先生だった。」と言う考え方なので、正しい思考回路だと言えます。

このような例え話をすると、考え方が異なる方と口論になりやすいですが、大事なことは「何が正しいか?」をきちんと判断することです。

ですから、「テレビで言っていた。本に書いてあった。誰々が言っていた。」と言う情報を全て鵜呑みにするのは非常に危険です。

また、噂話などの大半は、本人に確認すると嘘であることがほとんどですが、この原因は、話を広げる人の理解力や思考レベルが低いためです。

トレードの場合、「まだまだ、上がる」と言われたり、「そろそろ、暴落が来る」と言われたりしますが、このような情報は大衆を騙すための情報です。

インターネットで検索するとわかりますが、銀行・証券会社・生命保険会社が進める商品は売っている側は儲かりますが、購入側は損をする商品が多いです。

要するに自分の都合で言っているだけですが、これは、個人的なやり取りでも同じです。(こちらについては、話すと長くなりますので省略します。)

ですから、良い商品かどうかは、売上げランキングの順位やテレビで紹介されていたかどうかではなく、自分が使ってみて良かったかどうかで判断して下さい。