日本でも欧米に習って投資教育をするべきか?

投稿者: | 2017年10月25日

ご存じのように日本には、投資教育がないため、投資で失敗される方は多いです。
欧米では、投資教育があるそうですが、投資教育を行っても失敗する人はいます。

この理由について分析すると、人間の「欲」が原因ではないかと思います。
FXや株などは暴落が来ても現物で持っていれば、戻るまで待つことができます。

しかし、レバレッジをかけて取引をすると、少しの変動でポジションを解消しないと追証が発生するため、ここで損切りをして大損する方が多いように思います。

もちろん、下がることを予測して売りから入ることもできますが、いつ、暴落が来るのかは予測できませんので、外れると大損することになります。

このように考えると、結局のところ資金管理がカギを握っていることに気付かれると思いますが、これは、競馬や宝くじ、パチンコなどでも同じです。

要するに、資金管理が重要になってきますが、勝率の高さや損小利大も関係してきますので、これらの全てが重要になります。

会社員の方は、夏や冬のボーナスで宝くじを購入される方は多いと思いますが、ボーナスの全額を宝くじに費やす方はいないと思います。

この心理を探ってみると、「外れた時のことを考えて」だと思いますが、宝くじの場合、当選確率が低いのも関係しているのでしょう。

一方、日経225先物取引などの場合、常に勝率が50%ありますので、エイヤーとなりがちです。つまり、なけなしの資金を投げる傾向があるのです。

このようなことから、投資も投機も「投げる」と言う漢字が使われているのもしれませんが、残念ながらギャンブルをしているようでは勝てません。

資金管理について解説すると長くなりますが、勝率が5割で損益比率が1対2の割合を遵守しておけば、後はトレード回数を増やしていくほど儲かることがわかりますので、暇な方は、是非、シミュレーションをしてみて下さい。